不動産
売買契約
当日の流れ
売主編
所要時間:約2時間
売主と買主の顔合わせと挨拶
物件状況確認書と付帯設備の説明
売買契約書の確認と記入・捺印
手付金の受け取り
以降の流れの確認
・本人確認書類
・登記済証(権利証)or登記識別情報通知
・印鑑証明書(3ヶ月以内)
・実印
・固定資産税納税通知書
・仲介手数料の半金(現金)
・収入印紙または印紙代
・マンションの管理規約(マンション)
・付帯設備表(マンション)
まずは売主と買主の顔合わせをします。内覧時に顔合わせをしていても、再度あいさつを交わすことが一般的です。
不動産業者は、売買契約締結前に買主に対して重要事項の説明を行う義務があるため売主よりも早く来社してもらい、重要事項の説明を受けてもらいます。
売主が説明を受ける義務はありませんが、買主との認識のズレがあるとトラブルになるので、説明はできるだけ一緒に受けましょう。
説明は不動産会社が行います。売買契約では、売主が知っている瑕疵や、住宅設備などの故障を買主に教える義務があるため、どんな住宅設備を渡し物件状況がどうなっているかを買主に説明します。 物件状況確認では、お隣との越境の有無であったり、近隣の建築計画や過去の雨漏りなどを確認します。
付帯設備の説明では、住居に備わっている設備についての告知で、設備の有無・故障の有無・持っていくのか置いていくのかを確認しあいます。
売買契約書を読み合わせを行います。目的は内容に間違いがないかの確認で、こちらも不動産会社が行います。 不動産会社の説明が終わり、契約書の内容に売主と買主の双方が納得をすれば、正式に契約締結をします。 全ての書類に住所や氏名などの情報を記載し、捺印をします。このとき収入印紙を貼ります。
売買契約書に従い、買主から売主へ手付金を支払います。金額は売却金額の5%~10%が相場と言われていて、一般的に現金か小切手で取り交わします。 手付金は契約成立の証拠となる金銭ですが、解約手付としての意味合いも持ちます。大きなお金になりますので、買主に向かってなかなか言いづらいですが、 後々にトラブルにならないように、ここはしっかりと時間をかけて手付金を確認をしましょう。
仲介手数料の半金をこの時に不動産会社へ支払います。 不動産業者へ支払う仲介手数料は、売買契約日と決済日に分けて支払うことになっていますが、現在の取引では、ほとんどが決済時に全額お支払いいただくことが多いです。事前に担当者に確認しておきましょう。
全てが完了したら、具体的な不動産の決済日と引き渡し日の確認をして解散になります。